都立 旧古河庭園 その1 東京都北区 特撮ロケ地

写真:えふゆ 無断転載厳禁

旧古河庭園は、かつての財閥家の一つ古河家の本邸だった処で、現在は公園として一般に公開されている国指定の名勝地ですね。

洋館、洋風庭園(バラ園)と日本庭園が調和するバラの名所です。

特撮ドラマでは、仮面ライダーアギト(2001年)で沢木哲也の館として登場してます・・・。

(それだけ?)

・・・実際、特撮作品以外のドラマやアニメーション作品での登場の方が、よく知られているみたいですね。

(えふゆ は、観てない作品ばかりでしたのでわかりませんけれど)

個人的には正門前を何度か通りすがったことがありますが、入場したことはなかったので来てみました。

訪ねた日:2024年6月13日

写真:えふゆ 無断転載厳禁

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所在地

所在地

〒114-0024 東京都北区西ケ原1丁目27-39

順路

赤羽からの順路は、

赤羽駅から、JR京浜東北線で、上中里駅下車 3駅、約7分

上中里駅から旧古河庭園まで徒歩約7分です。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

上中里駅です。

改札は一ヶ所のみです。

改札を出ると、左手側が線路に跨がる袴線橋、右手側が神社に沿う登り坂(蝉坂)です。

上中里駅は、東京23区内で1・2位を争う利用者の少ない駅だそうですね。

駅前、というより駅周辺は賑々しく無いですね。”寂しげ”とはまた違う雰囲気ですけど。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

坂の名前は蝉坂(せみざか)というみたいですね。

蝉坂を登っていけば、本郷通りと接します。本郷通りを左へ行きますと、

(ちなみに右方向へ歩きますと飛鳥山公園へ出ます)

写真:えふゆ 無断転載厳禁

旧古河庭園正門です。

横断歩道を渡れば到着です。

公園散歩 photograph

写真:えふゆ 無断転載厳禁

入場

写真:えふゆ 無断転載厳禁

写真:えふゆ 無断転載厳禁

写真:えふゆ 無断転載厳禁

旧古河庭園の入場料は一般150円

古河邸の見学入場料は別途、一般400円になります。

洋館&茶室庭園管理してる団体は別々なのですね。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

説明板です。

何が書かれてるのかな、

写真:えふゆ 無断転載厳禁

大体以下の通りです。

10大財閥の一つ、古河家の本邸として1919年(大正8年)に完成。

武蔵台地の高低差を利用した日本庭園と洋風庭園を擁する。

洋館と洋風庭園の設計は、三菱一号館美術館など、日本国内で多くの洋風建築を手掛けた英国人建築家ジョサイア・コンドル(1852ー1920)。

日本庭園と茶室、露地を手掛けたのは京都の名庭師、7代目小川治兵衛(1860ー1933)

現存する近代庭園の中でも、極めて良好な状況で保存されている少数な事例として、2006年(平成18年)に国指定名勝となる。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

「芝生」の方に行けます。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

洋館が見えます。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

洋館については次回にしますね。

高低差のある景色を見ながら日本庭園へ

写真:えふゆ 無断転載厳禁

「芝生」の方から洋館を見てます。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

園内地図には「芝生」と記されている”広場”。

芝生には入れないので、やはり広場とは言えませんね。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

「芝生」の端の通路を通って、

写真:えふゆ 無断転載厳禁

園内地図には「書庫」と記されてました。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

「書庫」前の通路

写真:えふゆ 無断転載厳禁

右側の高低差のある風景です。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

来た方を振り返る。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

写真:えふゆ 無断転載厳禁

通路は回り込みながら、徐々に降っていって、

写真:えふゆ 無断転載厳禁

「茶室」ですね。

日本庭園

写真:えふゆ 無断転載厳禁

「崩石積」というそうです。

石と石が噛み合って崩れそうで崩れない姿が美しいとされる、そうです。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

日本庭園内の各スポットには、こんな感じの解説札が立てられてます。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

写真:えふゆ 無断転載厳禁

滝がありますね。

台地と低地の斜面を利用した。「大滝」。

滝壺まで8メートル(全長20メートル)と説明札に記されてます。

えふゆ の写真では雰囲気伝わりませんね。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

「心字池」というそうです。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

写真:えふゆ 無断転載厳禁

写真:えふゆ 無断転載厳禁

写真:えふゆ 無断転載厳禁

写真:えふゆ 無断転載厳禁

枯滝

写真:えふゆ 無断転載厳禁

雪見型燈籠

日本庭園内は至る所に燈籠が設置されてましたね。

暗くなる頃に全ての燈籠に火が灯されるのでしょうか。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

大きな盆栽?

写真:えふゆ 無断転載厳禁

写真:えふゆ 無断転載厳禁

写真:えふゆ 無断転載厳禁

写真:えふゆ 無断転載厳禁

渓谷

”庭師7代目小川治兵衛が最も力を注いだ場所の一つ、

まさに人工の粋を尽くした自然の描写”

と説明札に記されてます。

此処も、自分の写真では雰囲気が伝わりませんね。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

「兜門」というそうです。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

そう言えば、日本庭園の中の方にいるときは、洋館が隠れて見えてなかったかもしれません。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

上に上がります。

写真:えふゆ 無断転載厳禁

洋館とバラ園を見にいきましょう。次回に。

此処まで見て下さいまして、ありがとうございます。

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旧古河庭園はどんな公園?

日本庭園の側の広場に、旧古河庭園についての解説板が3つ設置されてます。

広場に設置されてる解説板の一つ  写真:えふゆ 無断転載厳禁

その解説板の内容から、多掴み(大雑把とも言うかな)に記しておきますね。

古川邸の敷地内は台地の縁、高低差8メートル超の崖線があって、高台の方に洋館・洋風庭園、

崖下の方に地形を利用した日本庭園を造成したそうです。

元々は明治20年代、陸奥宗光の邸だったものを、陸奥の次男の潤吉が古河市兵衛の養子に入ったことで古河家の所有となり、市兵衛の子、虎之助が自身の邸として洋館と和洋両庭園を完成させたのだとか。

日本庭園を手掛けた人物は、7代目小河治兵衛という人は京都の庭師。山県有朋を始め、多くの名士の所有する庭園を手掛けた人で、此処、旧古河庭園は東京進出の第一号作品になるそうです。

1917年(大正6年)洋館と洋風庭園を、

1919年(大正8年)日本庭園が完成します。

1945年(昭和20年)進駐軍に接収されて返還後、国有財産となり、

1956年(昭和31年)都立公園として公開されます。

公園化に至るきっかけとしては、北区民や地元婦人会、北区議会、都議会などによる熱烈な公園化運動が起こったそうです。・・・熱烈

庭園完成の4年後の起きた関東大震災や戦争の時代を経ても尚、良好な状態を保っていたことは、

1982年(昭和57年)東京都の、2006年(平成18年)には国の名勝となり、2018年(平成30年)完成から100年を迎えるに至るのですね。

詳しくはこちらをどうぞ

公益財団法人東京都公園協会公式ホームページ内 旧古河庭園

管理者の異なる、旧古河邸についてはこちらのサイトをご覧ください。

(公財)大谷美術館 旧古河邸

当記事を最後までご覧くださいまして、ありがとうございます。

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次回予告

写真:えふゆ 無断転載厳禁

次回も旧古河庭園です。

旧古河邸とバラ園

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