日暮里駅周辺の特撮ドラマ撮影地を散策してます。
二回目は、日暮里駅から徒歩約5分、
海賊戦隊ゴーカイジャー(2011年)第13話で登場した、
谷中銀座商店街と観音寺築地塀
を見て来ました。
訪ねた日:2024年7月3日
写真:えふゆ 無断転載厳禁
記事中に広告あります。
目次
所在地と順路
所在地
日暮里駅
東京都荒川区西日暮里2丁目
谷中銀座商店街
〒110-0001 東京都台東区谷中3丁目13-1
日暮里駅~夕やけだんだん
日暮里駅ー夕やけだんだん 徒歩約4分
日暮里駅北改札西口に出ます。目の前の御殿坂を登ります。
左手側に、谷中霊園、コンビニを通過して行くと、谷中せんべいがありますね。
もう少し進んで行くと諏訪台通りという通りと交差します。
右へ行くと富士見坂、諏訪神社を経て西日暮里駅方面へ通じてます。
左へ行くと観音寺築地塀へ行けますけど、後ほど。そして諏訪神社については次回に行ってみますね。
こちらの通りは今はスルーして、
二股に分かれる下り坂、写真左は七面坂、右が「夕やけだんだん」に通じてます。
夕やけだんだんに到着。階段を降りて谷中銀座商店街へ。
元お姫様のアイム(ゴーカイピンク 演:小池 唯)が”庶民の暮らしに関心を持って”散策した商店街ですね。
「楽しいんじゃない?、地球の庶民の生活が珍しいのよ。お姫様だった頃はぶらぶら自由に出歩くことは無かったろうし」(ルカ談)
谷中銀座商店街
谷中銀座商店街は、個人的にはTVをあまり観ない方ですが(現在は尚更)、情報・バラエティ番組で”下町散策”や”下町グルメ”特集とかでは、度々取り上げられていた印象がありますね。
朝ドラ、「ひまわり」(1996・平成8年)の前半の舞台になった処でもありますね。
「ひまわり」が放送されていた頃、松嶋菜々子(初主演作)を谷中銀座で目撃したことがある、と当時の職場の同僚が言ってましたっけ。(撮影の合間なのか知りませんけど)
谷中銀座はどんな商店街? &リンク
谷中銀座商店街振興組合サイトによれば、
谷中銀座商店街は、1945年(昭和20年)頃に自然発生的に出来て、近隣型商店街へと発展したそうのだそうです。
全長約170メートルの短い通りに業種の様々な約60店舗が連なります。
谷中・根津・千駄木界隈を「谷根千」と呼んで注目され始める平成になってから、近隣だけでなく、遠方や海外から訪れる人が多くなったとか。
TVでやたら紹介されてる様に思えたのはこの時期でしょうか。
谷中銀座商店街について詳しくは以下のリンクをご覧ください。
台東区公式観光情報サイト TAITOおでかけナビ 谷中エリア紹介ページ
谷中近辺や台東区内の散策の情報には
谷中銀座 photograph
夕やけだんだんの方を振り返ります
この辺りは荒川区西日暮里なのですね。
この近くに勤めていたことがありまして、此処に来るのはその頃ぶりではないのですが、何十年ぶりだろうか。
個人のノスタルジーに浸りそうですが 其の実、暗く恵まれない青春時代が蘇りそうで、・・・そんな話は要らないですね。
谷中銀座と交差する通りを左へ進むと、行列ができてる「ひみつ堂」というお店がありますね。
かき氷で有名なのでしたか。
並ぶのは苦手なので入りませんでした。(写真も撮ってないです)
右手側を行くと、緩く くねりながら 富士見坂の降ったところを経て、道灌山通りに出るはずです。
角の和菓子屋さんは変わらずありますね。
本屋さんはよく行ってました。えふゆ が知る頃はCDも扱ってました。
店舗スペースの半分は不動産屋になったみたいですね。
訪れたのは平日です。
人でごった返す、なんて感じではないですが、活気のある通りです。
外国人のツーリストも少なくないですね。休日はもっと賑やかそう。
猫モチーフの雑貨屋さん
武藤書店の並びですけど、気になるので後で来てみます。
「変わってしまって知らない」と「覚えてる、面影のある」がパッチワークの様に思えて。
通り全体の雰囲気は、えふゆ が知っている頃よりも、昔ながらの良き下町の雰囲気と、”今”に合わせたセンスが、いい感じに融合してるみたいに見えました。
なんか特撮ロケ地散策記事じゃなくなってるなぁ・・・。
そうなんです、
海賊戦隊ゴーカイジャー第13話で、アイムが興味深げに冷蔵ケースを眺めていたお店も、通りを散策するシーンで背後に見えていたドラッグストアも無くなってました。
何となく面影を感じる処があるのですけど。
丸い看板とレトロなランプ風の街灯は谷中銀座内の統一デザインの様ですね。
お蕎麦屋さんは、記憶に間違いなければ、以前はうどん屋さんだったと思います。
メニューには蕎麦もありましたけど。
個人的はしばしば通ってたお店で、プライベートで来店していた俳優の故・中尾彬氏を目撃したこともありました。
谷中銀座の通りから外れてしまうけど、「一寸亭」の看板が。
こちらも「ニラ玉そば」目当てで度々行ってました。
一寸亭の辺りから谷中銀座の通りの方を見てます。
片側が更地になってなければ見れない景色ですね。
更地、以前は何屋だったっけ?
後で検索してみたらスーパーマーケットでした。そう言えばスーパー有ったかも、忘れるものですね。
この路地は、ドラマ「日暮里チャーリーズ」(2020年)でも登場してましたよね。此処、荒川区ではないですけど、谷中銀座の日暮里駅寄りは荒川区西日暮里と台東区谷中が入り組んだ感じになってるのかな。
歩いて来た方を振り返って。
写真左のお店は、情報・バラエティ系の番組で度々紹介されてるお店ですね。
並びに昼飲み出来そうな酒屋がありますね。
アイムも見詰めてた猫たち
ガチャ専門店が出来たのですね。
看板に「GEO」のロゴ。
そういえば、すごく昔に谷中銀座にも玩具屋があったこと思い出しました。
”終点”が見えてきました。
何処かで人心地着きたい、何処にしようか迷ってるうちに”終点”近くまで来ちゃいました。
此方で一休み。
ベンチ(写真の下の方に写ってるのと同じもの)に座って通りを眺めてます。
向かいの花屋さん、知ってる雰囲気のままです。
ジェラートと雑貨のお店、訪ねた日は雑貨屋さんは休業日でした。
ジェラート屋さんの並びの、天ぷら屋さんの上に猫
リアルですね。
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先程の路地の先
先程の気になる路地に戻ってきました。
実際には、観音寺築地塀を観てきた後なのですけどね。
「神社の中のソフトクリーム屋さん」 「神社の手前にお店があります」と記されてますね。
この奥に神社?
なんとなく香の香りと思ったら、渦巻の蚊取り線香が焚かれてます。
雰囲気あります。
小さな祠があります。
左にオーダーカウンターがあります。建物の中にイートインのスペースはありません。
鳥居の手前に結界(紐だろ)が張られていて神社には近付けないです。
個人宅の庭ですかねぇ。
丸太の腰掛けがイートインスペース。
隠れ家的ってこういう場所に言っていいのかな。
この雰囲気面白がっていて品物の写真撮るの忘れちゃった。(上の写真の下の方にちょことだけ)
谷中銀座は写真撮影厳禁のお店もあるそうです。
此方、「谷中こみち」さんは写真撮影とブログ掲載は大丈夫とのことでした。
此処までご覧いただきまして、ありがとうございます。
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観音寺築地塀へ
さてもう一ヶ所、アイムの歩いたスポットへ行ってみますね。
日暮里駅寄りとは反対側の端。此処と接している通りが「よみせ通り」です。
地下鉄千代田線千駄木駅が最寄り駅になりますね。
此処から築地塀へ向かいますけど、実際えふゆ が歩いた順路ではなくて、説明しやすい順路を紹介します。
”えふゆ順路”もそう複雑ではないですけど。
所在地と順路
夕やけだんだんをスタート地点にして、石段を上から行くか、下から行くか。
写真では下コースで紹介します。
夕やけだんだん
〒116-0013 東京都荒川区西日暮里3丁目14
観音寺
〒110-0001 東京都台東区谷中5丁目8-28
夕やけだんだん降りたところから、観音寺築地塀へ。徒歩約7分
だんだんを上がって行く順路。徒歩約6分
だんだん の上からコースは、諏訪台通りという通りから繋がっている通りを行きます。
途中に朝倉彫塑館という美術館があります。
では、だんだんを降りたルートで歩きますね。
夕やけだんだんを降りて谷中銀座と交差する通りを左へ(「ひみつ堂」のある方へ)歩いてしばらく行くと、こんな風景。
その向かい側の風景。
この通りを更に歩いて行くと、
左側にこんな風景。
写真左の建物、台東区立谷中区民館と広場の間を行きます。
通りの奥の石段を登ると、緩い坂になってます。
右へ、坂を登ります。
登りました。
坂を登ってます。
観音寺築地塀に到着です。(写真左の塀です)
観音寺築地塀 photograph
観音寺の築地塀
赤穂浪士ゆかりの寺として知られているそうな、観音寺の境内を囲う南面の塀ですね。
長さ37.6メートルの、練り塀と言われる土塀で、現存するものは幕末の頃に築造されたものだそうです。
土と瓦を交互に積み重ねたその上に、屋根瓦が乗っている珍しい土塀は、国の登録有形文化財に指定され、平成4年には「台東区まちかど賞」受賞してます。
此方のリンクもご覧ください。
台東区公式観光情報サイト TAITOおでかけナビ 観音寺築地塀紹介ページ
「わたくし、この辺りの道を覚えたばかりなのです」(アイム談)
アイムが ”ちょっと道を教えて差し上げた” 男、梨田(演:山中 崇)に”誘拐”された現場ですね。
道を訪ねられても不思議と思えないかもしれませんね、この辺りの雰囲気。
(でも人を拐っちゃいけません、言うまでもなく)
ちなみに向かい側の塀は和POPなデザインですね。
でも13年前は(ゴーカイジャー13話の本編映像によれば)普通のブロック塀の様でした。
この辺りは、ほぼ住宅とお寺の「寺町」ですね。
人通りは少ないけれど、外国人ツーリストの方々も ちらほら 見かけますね。
築地塀は、台東区の観光情報サイトにも紹介されてますから、此処も「観光スポット」でしょうか。
プレートが嵌め込まれてますね。
1992年(平成4年)に台東区の「まちかど賞」、2000年(平成12年)に国指定の有形文化財に登録、の他にもう一つ。
最後までご覧下さいまして、ありがとうございます。
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次回予告
イヌブラザーの佇んで、降りてきた処へ行きます。
西日暮里駅スグそばです。
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