

高千穂旅行の備忘録を綴ってます。
観光を予定して無かった神社二社、
荒立神社と槵觸(くしふる)神社と、天真名井を観てきました。
訪ねた日:2025年5月11・12日
写真:えふゆ 無断転載厳禁
記事中に広告あります。



高千穂の郷での滞在は延3日で、観光に費やせたのは大体1日半。
高千穂郷内の移動は事前予約していた観光タクシーを利用しました。
今回の記事は、始めから行く予定の観光スポット間の、移動中の「スキマ時間」に、観光ガイドを兼務する運転手さんが案内してくれたスポットになります。
記事内容も、かなり急ぎ足な内容になってます。
荒立神社

荒立神社は、
天照大神の命で高千穂の地に降臨される瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)一行の道案内をした猿田彦命(さるたひこのみこと)と天鈿女命(あめのうずめのみこと)が夫婦となり住み始めたと伝えられた処が此処なのだとか。
切り出したばかりの荒木で急拵えをした宮居を荒立宮と名付けたそうですね。
御祭神は
猿田彦命(さるたひこのみこと。交通安全、教育の神)
天鈿女命(あめのうずめのみこと。芸能の神)
ご利益は夫婦円満、縁結び、所願成就
タレントのアンミカ氏が度々訪れている神社(剛力彩芽氏他も)、ということで世間的には有名だそうですね。
(と運転手さんが教えてくれました。芸能人の個人的な話は普段からあまり関心無くて初耳でした)
神社の基本情報は以下サイトを参照しました。
所在地
〒882-1101 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井667
「国見ヶ丘」から「高千穂あまてらす鉄道」乗り場(高千穂公園駅)へ向かう途中に案内されました。
「国見ヶ丘」ー「荒立神社」間は、車・タクシーで約12分くらいの様ですね。
徒歩では1時間以上。

第一の鳥居です。
写真は「高千穂あまてらす鉄道」の車内からの撮影。
車内とは言っても「高千穂あまてらす鉄道」は屋根の無いトロット列車をイメージして頂けると雰囲気が分かるかと。

第三の鳥居を潜れば、

こぢんまりした境内ですね。

拝殿を正面にした左手側に手水舎。

拝殿ですね。

多くの神社を巡ったことのない目には、風変わりな雰囲気に思えます。
「厳しさ」をあまり感じないですね。

7回打つと7つの願いが叶う「七福徳寿板木」
それぞれ異なる音色がします。
境内には他にも「干支板木」「未来板木」など色々な板木が点在してるそうですね。



灯籠の傍に鎮座するのが角川春樹句牌


拝殿の隣に、お守りなどの授与品を頒布してる社務所があるのですが、御朱印は拝殿で。
日付は自身で書くそうですが、すでにしたためられてました。
天真名井(あまのまない)

荒立神社から程近いということで、続いて案内してくださいましたのが天真名井です。

荒立神社からは徒歩で約7分くらいとか。(えふゆ家はタクシー。約2分)
「荒立神社」ー「天真名井」間、徒歩ルート
天真名井(あまのまない)
天孫降臨のとき、この地には水が無かった為に天村雲命(あめのむらくものみこと)が一度高天原に戻り水種を移されたと云われる処。
樹齢約3000年と云われる欅(けやき)の老木の根元からは現在も水が湧き出ているとか。
目の前には神代川(くましろがわ)という川が流れてまして、対岸には一般の住宅の様なのでピンと来ませんが、この場所は槵觸(くしふる)神社の境内地になるそうですね。
御祭神は天村雲命(あめのむらくものみこと)


槵觸(くしふる)神社

槵觸(くしふる)神社は
高千穂八十八社の一つとして昔から神山として崇められる、「槵觸の峰」にある神社。
天孫降臨の地として伝わる処。
古くは峰そのものを御神体として崇められてましたが1694年(元禄7年)に社殿を建立
御祭神
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
天児屋根命(あめのこやねのみこと。歌の神)
天太玉命(あめのふとだまのみこと。歌の神)
経津主命(ふつぬしのみこと。武道の神)
武甕槌命(たけみかづちのみこと。武道の神)
ご利益
諸願成就
神社の基本情報は以下サイトを参照しました。
荒立神社と天真名井と槵觸神社の距離は全行程を徒歩で約14分くらいで周れるみたいですね。
此処も観光タクシーの運転手さんが連れてきてくれました。
距離感とか雰囲気とか、自身の足で歩いてみれば色々感じるものもあると思いますけど、
機会があれば全て歩いてみたいですけど、またの機会が今後の人生にあるかなぁ。

えふゆ家は、丸一日観光をした翌日(上記の荒立神社と天真名井を訪ねた翌日)の、延岡駅に向かう帰りのバスに乗る前の半日観光内で案内されました。

参道脇のスロープをタクシーで登って着いた処。駐車スペースなのかな。

拝殿の正面に回ります。


お賽銭箱に「授与品料はお賽銭箱にお納めください」の貼り紙。
この神社は現在ほぼ無人の様ですね。
写真の向かって左側のアクリルケースに、

御朱印が収めてあります。日付は自分で記入しなければなりません。(もちろん御朱印も無料ではありません)

運転手さんのお話では、高千穂神社の宮司さまの息子さまが、以前はこちらの神社の宮司さまだったそうです。
その方は現在は高千穂神社の宮司を務められているとか。

拝殿の後方の本殿。
本殿の各部位に施されているレリーフは中国の有名な昔話(らしい)「二十四孝物語」をテーマにしているそうです。(高千穂町 有形文化財)
天孫降臨の地の神社の本殿なのにレリーフが中国の昔話って何故?

石段へ繋がる拝殿前の様子


石段を降りて行くと左手側に土俵が。

御祭神の武甕槌命(たけみかづちのみこと)への奉納相撲が行われるとか。

降りて来た石段
境内とその周辺を全て観てませんけど、威厳さと清らかさが沁みる雰囲気ですね。

今回はここで締めます。けど・・・、

東京に帰ってきてから こうしてブログ記事を起こしてみると、一つ一つのスポットをもう少しゆったり、じっくり観たい気分になってしまいました。
移動中の「スキマ時間」の有効活用観光としての充実感はあるのですけど。
(そもそも寄る予定さえ考えてなかったくせにねぇ)
何にせよ、完全スルーしていたらこんな気持ちにはならなかったでしょうね。
予定してなかったスポットを寄っていただいた観光タクシーの運転手さんに感謝です。
最後までご覧下さいまして ありがとうございます。
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