新宿中央公園を、まだまだ散策中です。
今回は公園の北エリアにある、
十二社 熊野神社 です。
訪ねた日:2024年9月5日・20日
写真:えふゆ 無断転載厳禁
記事中に広告あります。
こちらも如何でしょうか
所在地
所在地
〒160-0023 東京都新宿区西新宿2-11-2
これまで新宿中央公園をちゃんと歩いて回ったことが無かったのかな、公園内に神社が有ることを知らなかったです、恥ずかしながら。
「公園内にある神社」なのか「公園に隣接してる神社」なのかどっちなのかな。
どっちでもいいですね、そこは。
新宿中央公園は特撮ロケ地として有名ですけど、熊野神社だけを記事にすると特撮ロケ地ではないのかなと思ってましたが、星獣戦隊ギンガマン(1998年)、劇場版 仮面ライダーアギトPROJECT G4(2001年)で撮影されてた様ですね。
もう一つ、特撮の話ではないのですけど、
2011年サッカー女子ワールドカップドイツ大会に出場した「なでしこJAPAN」メンバー全員がドイツへ出発前にこちらに参拝されたのですね。そして優勝。
あの時は えふゆ も応援していたのですけど、此方を訪れていた事は知りませんでした。
そもそも熊野神社のこと存じてませんでしたから、ピンと来てなかったのでしょうか、恐縮です・・・。
photograph 十二社 熊野神社
鳥居
中央公園の西側、十二社通りに面している境内への坂です。
登ったところに拝殿正面の鳥居があります。
ちなみに、同じく十二社通りに面している、もう一つの鳥居があります。
石段を登り、鳥居を潜ると手水舎と神楽殿の間から境内に入ります。
熊野神社の解説板です。
この説明板と社務所で配布されてる解説パンフによると、
熊野神社は、室町時代の応永年間(1394-1428)に、中野長者と云われた鈴木九郎という人が、故郷 紀州熊野の十二所権現を移し祠ったものと伝えられ(違う説もあるみたいですね)、そのためにこの辺りは十二社と呼ばれる様になったそうですね。
鈴木家は熊野三山の祠官の家柄なのですが、源義経に従って、方々を敗走した後に九郎の代で、現在の中野坂上から西新宿一帯に住み、地域の開拓に勤しんだそうです。
そこで自身の産土神を祀ったところ、家運が上がり、長者と呼ばれるくらいの資産家になったことで、熊野三山十二所権現全てを祀ったそうです。
氏子町の範囲は、西新宿、新宿駅周辺、歌舞伎町を含む地域で、新宿総鎮守となってるそうです。
また、周辺にはかつて池や滝があり、江戸時代中期より江戸西郊の景勝地として有名だったそうです。
御祭神は櫛御気野大神(くしみけぬのおおかみ)・伊邪奈美大神(いざなみのおおかみ)
ちなみに解説の後半部分に、
ミニ博物館「十二社熊野神社の文化財」では熊野神社に伝えられる江戸時代以来の文化財や、過ぎ去りし日の十二社の風景などを紹介してます。
と記されてますけど、境内に博物館は無いのです。
「ミニ博物館」とは、社務所の傍らにある説明板のことを指してます。
境内には文化財に指定されているものが、幾つか設置されていたり、拝殿内に蔵してますので、
『拝殿等を含む境内にあるもの全てを「展示物」と見立てる「博物館」』、という解釈なのかなぁ。
もちろん一般には入っていけない処や観ることのできない文化財もありますけど。
そこのところは何処の神社も一緒ですよね。
もし宜しければ、此方のリンクをご覧くださいませ。
熊野神社の公式サイトです。
拝殿正面の鳥居です。
鳥居を潜る前に左側を見てます。
神輿蔵です。
右側です。
十二社(じゅうにそう)の碑
この写真では文字が認識しづらいですけど、そもそも読めません、えふゆ には。
解説板によりますと、
この地が、江戸西郊の景勝地であることを記した碑だそうです。
嘉永4年(1851年)3月に建てられたそうで、十二社が江戸西郊の名所として有名ですよ、と紹介した内容だそうです。
江戸時代末の著書「江戸繁盛記」の著者で儒学者の寺門静軒(てらかど せいけん)と中野宝仙寺の僧侶、負笈道人(ふきゅう どうじん)によるものだそうです。
鳥居の前から、来た方を振り返る。
一礼して鳥居をくぐります。
拝殿
拝殿と相対する向きで、左側に神楽殿。
向かい側に社務所の窓口があります。
そんなに広くない境内ですけど、社殿や文化財が整然と配置されてる印象ですね。
社務所窓口の側に設置されているこの解説板が「新宿ミニ博物館」になります。
写真は例大祭(2024年は9月21・22日)の前日に訪ねて撮った写真で、ブルーシートを掛けられた何か置かれてますけど、普段はありません。
JR新宿駅周辺と比べて、都会の喧騒や忙しさをあまり感じないですね。
お祭りの時は分かりませんけど。
例大祭の時は境内に屋台が出店するそうですね、きっと賑々しいでしょうね。
手水舎です。
兎さん居た
手水の「絵」は催し毎(かなぁ?)に変わる様ですね。
手と口元を清めたので参拝します。
拝殿には、新宿区指定有形文化財に指定されている「七人役者図絵馬」と「式三番奉納額」が収められているそうです。
拝殿には立ち入れませんから、普通に参拝する場合では観ることは出来ないですね。
灯籠の天辺に八咫烏
拝殿に相対する向きの右側に回ってます。
グリーンが綺麗です。
江戸時代中~後期に活動した狂歌師で戯作者の大田南畝(おおたなんぼ)による銘文が刻まれている水鉢
奥に境内社が並んでます。
境内社
大鳥神社
大鳥神社の狛犬は新宿区内に現存する狛犬としては比較的古い時代のものだそうです。
前足とお腹の間はくり抜かれずに残されている珍しいスタイルなのだそうです。
くり抜かれてない部分に、年紀と奉納者銘が刻まれてるみたいですね。
右が阿形(頭に角を持たない獅子)
犬ではなくて獅子なのですか。
まぁ、狛犬は獅子っぽさありますよね大抵の場合。そもそも狛犬は獅子を基にデザインされたとか。
左が吽形(頭に一角を持つ狛犬)
狛犬についての蘊蓄はこちらの解説板から。
社務所で頂ける解説パンフには大鳥三社と記されてますね。
大鳥神社のお隣は「胡桃下稲荷社」
渋めの表情をなさってますね。
池(神池?)と欄干ですね。
弁天社です。
中央公園と出入りする神門を境内から。
お邪魔いたしました。
此処までご覧頂きましてありがとうございます。
広告
御朱印
8月・9月で訪れた際に拝受いただいた御朱印です。
通常の御朱印は頂いて無かった見たいです。また訪ねればいいか。
アマビエの御朱印ですね。御符ですね。
とっても官能的
季節毎かイベント毎か、期間限定の御朱印もあるみたいですね。
当記事をお仕舞いまでご覧下さいましてありがとうございます。
広告
次回予告
都電に乗って怪獣の出現地へ。
広告