朝ドラ「虎に翼」に登場した、
長池見附橋を
見て来ました。
CGではなくて実在しているのであれば実物を見てみたいなぁ、と思いまして。
ウルトラマンアーク(2024年)第3話にも登場してましたね。
訪ねた日:2024年8月13日
写真:えふゆ 無断転載厳禁
記事中に広告あります。
所在地と順路
所在地
〒192-0363 東京都八王子市別所2丁目58
赤羽からの順路
今回の順路です。
赤羽駅からJR埼京線で新宿駅へ4駅約15分
新宿駅から京王線 特急橋本行きで堀之内駅へ4駅約15〜17分
堀之内駅からはバスです。
「(堀03)見附橋経由南大沢駅」行きで、「別所一丁目」下車3駅約5分。
バス停から徒歩約3分
京王線は普段あまり利用しないですし、八王子市に行くのも初めてかもしれないので、
Googleマップの指示するルートで、素直に”ふわぁ〜んとした気分で移動しました。
行きは約1時間30分くらい、帰りは約1時間15分くらいの時間が掛かりまして、長池公園の最寄りのバス停留所が「別所一丁目」より近くにある事は帰りに気付きました。
東京の北部、北区赤羽から八王子へ。
当サイトの散策記事としては、初めて移動時間が1時間を越えました。
ほんのちょびっとですけどね。(乗り換えの為の移動と待ち時間のせいかも)
ちょっと遠くに来た様な、そうでない様な気分です。
(どっちなんだい。)
堀之内駅からはバスで長池見附橋へ。
「堀03」のバスで「別所一丁目」へ。
「堀02」のバスであれば歩く距離はもう少し短く済んだのでしょうか。
ほんの数分の違いでしょうけど、とにかく猛暑ですしねぇ。
「別所一丁目」で下車、バスの進行方向に歩いて行きますと、間も無く、
交差点?
いえ、目的地です。
四谷で開通当時は橋の上を路面電車が走ってたそうですね。
でも、歩道が広いです。
photograph 長池見附橋
長池見附橋はどんな橋?
長池見附橋は、
東京都八王子市の、20haの広大な敷地を有する自然保全型の公園、長池公園内にある橋ですね。
元々はJR中央線を跨ぐ四谷見附橋を、多摩ニュータウンの現在の場所に移設した橋なのですね。
四谷見附橋は都内四ツ谷駅直上に、明治44年起工、大正2年に竣工・開通した都内最古の上路式鋼製アーチ橋なんですね。
開通と同時に橋の上に路面電車も通されたみたいですね。
竣工当時の姿を現在に残している貴重な土木遺産とされ、橋の架け替え工事の際に、解体されずに保存する為に移設されたのですね。
橋梁本体の設計者と装飾のデザイナーは別の人で、周辺の環境との調和を意識した装飾が施されているそうです。
旧赤坂離宮(迎賓館)の装飾を意識して(ネオ・バロック様式というそうです) 高欄、橋灯が等がデザインされてたそうです。
そんな高欄、橋灯は設計当時の物を複製して、大正時代の竣工当時の姿を再現し、長池見附橋は平成5年(1993年)に開放式を迎えたそうです。
長池公園と長池見附橋について詳しくは、こちらのリンクをご覧ください。
橋の北側
元々、景観に配慮したデザインという事ですけど、この場所でも誂えたかのように思えますね。
橋上からの姿池(人工池)北側の眺めです。
正直、水は綺麗とは・・・。
橋名板 「しは けつみ やつよ」 よつや みつけ はし
向かい側の橋名板は漢字で記されてます。
いろんなドラマや映画の撮影が行われるくらい”映え”る景色ですね。
橋を渡って、歩いて来た方を見てます。
降りてみます。
鋼のアーチ
煉瓦のアール
北側の池のほとりから。
ウルトラマンアーク第3話で、ユウマとリンがランチしながら会話したのは、この辺りですかねぇ。(もうちょっと写真右側ですね)
ちなみに二人が腰掛けたベンチは在りませんでした。
オブジェですか、というか”モニュメント”なんですね。
四谷見附橋をこの場所に移設した時に使用しなかった部材(アーチリブ)を用いて造ったそうですね。
震災や戦災に耐えて長い年月を経た事が伝わる様に、元の状態そのままを使用した公園のシンボルだそうです。
気温30°オーバー、ちょっと臭いが気になります。
写真、へたくそですね。
橋梁の部材が屋外展示されてます。
四谷見附橋は、高欄、橋灯、橋名板等が、隣接した迎賓館と調和する様にデザインされてるのですね。
この高欄も迎賓館の高欄とデザインが一致してるそうです。
創建当時の床組です。
橋の真ん中を走っていた路面電車のレールですね。
橋台部分の角石
四谷見附橋の由来と、この場所に移設・再建の際に使用出来なかった構造体を此処に展示保存する旨が記されてますね。
展示されている部材の解説板
孔飾り石
創建当時の見附橋は下水道管が設けられていて、その管が橋台部を貫通する為に、孔周りの補強を兼ねて装飾された石だそうです。
橋に近付きます。
建築の知識は有りませんけど、滑らかな鋼の曲線ですね
現在の四谷駅の頭上も連想できますね。
対岸の景色です。
写真撮りながら眺めているうちに、
何となく、ウルトラマンアーク以前に特撮ドラマで観たことある様なもやもや感が湧いてきました。
まぁいいか。
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橋の南側
池についての簡単な説明が記されてますね。
「姿池」 すがた いけ というのですね。
長池見附橋を”映える”ようにデザインされた人工池であることから、「姿池」と命名したそうですね。
平均水深20cmで池底及び周辺は花崗岩で舗装され、緑石部分は煉瓦のドイツ積みを施すことで橋との調和を図ってます。
南側の正面から。
背後を振り返ると。
円形のところから東側の階段を上がって。
隣接する里山の入り口ですね。
広〜い(行きませんでした)
里山側の築池
築池を背にすると、こんな風景です。
怪獣が出現して、「SKIP」メンバーと警察官が人々を非難誘導するシーンはこのあたりかな
姿池を俯瞰
対岸を見てます。
「あ、思い出した」と思ったのは帰宅してからの事。
何を思い出したかというと、
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此処はチキューのイシャバーナでは?
王様戦隊キングオージャー(2023年)第36話で、この写真の階段の辺りのシーンがあったのですね。
36話といえば、「ヒメノのお見合い大作戦」。
執事セバスの誕生秘話が語られた回ですね。
セバス誕生の地
さて、帰ります。
最後までご覧くださいまして、ありがとうございます。
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