きっと、ドラマの撮影場所としても有名でしょうね、
新宿中央公園
に「寄って」みました。
1970年代からの有名な撮影地ですね。
東映の仮面ライダーや人造人間キカイダーほか、円谷のウルトラシリーズ、東宝のゴジラ、他にも機動武闘伝Gガンダム(1994年)でも舞台になった「名所」ですね。
そんな「名所」を取り上げることに、今更という気分もありますが、お付き合い頂けたら嬉しく思います。
今回は公園の北エリアを歩いてみますね。
訪ねた日:2024年8月24日・9月5日
写真:えふゆ 無断転載厳禁
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目次
所在地と順路
所在地
〒160-0023 東京都新宿区西新宿二丁目11
当サイト毎度のことながら赤羽からの経路は、
赤羽駅から埼京線でJR新宿駅、4駅、約14分。
JR新宿駅西口から中央通り(または中央通りの地下道。真夏の日中は地上はなるべく避けたいです)を真っ直ぐ行けば中央公園・水の広場(正面広場)に突き当たりますね。徒歩約14分くらいでしょうか。
中央通りの地下道を行きます。
”ロケ地有名物件”新宿西口も再開発中なのですね。
JR新宿駅西口から中央通りを真っ直ぐ歩けば、突き当たりが「水の広場」
photograph 新宿中央公園 北エリア
「仮面ライダーゼロワン第4話」橋
公園内を歩く前に、「水の広場」の前に有る歩道橋(跨線橋と言っていいのかしら?)から。
「公園北歩道橋」。仮面ライダーゼロワン(2019年)第4話のラストシーンで撮影された歩道橋ですね。
或人、イズ、不破(演:高橋文哉、鶴嶋乃愛、岡田龍太郎)が会話をしていた処
長〜いスロープ
中央公園の東側(新宿駅寄)を接する、公園通りの上を4つの橋(角筈橋を除く)が跨いでまして、この橋が一番北にある橋です。
芝生広場・新宿ナイアガラの滝
個人的には、新宿は度々来ますけど、西新宿方面はあまり来ることがなくて、以前に最後に訪れたの何十年前か忘れました。
今回は気になっていたイラストレーターさんの個展が中央公園近くのギャラリーで開催されまして、個展鑑賞後の通りすがりに、
「そういえば、此処、超有名なロケ地だったなぁ」という感じでふらっと寄ってみたのです。
公園北端のこちらから歩きます。
公園敷地に入ってスグのエリアがポケットパークと名称されてるみたいですね。
公園案内図。
大きく3つのブロック(北、東、西)に分かれてる感じですかねぇ。
公園内を歩いてみると、スタバやレストランが営業してたり、オープンカフェの様なスペースが幾つか設置されてたり、公園内に警備員さんって元々居たのかな?と思うくらい見かけたり、古い記憶のイメージからは隔世の世界ですね。(少々大袈裟)
でも、そこはかとなく”昭和の大きな公園”の空気感も漂わせつつ、洗練されて、どんな世代にも居心地良く感じられる雰囲気ですね。
今回の記事で歩くエリアはこの写真の北エリアですね。
芝生広場(東)です。
芝生広場(東)のそばに「久遠の像」
芝生広場(東)の前に建つ「SHUKNOVA」シュクノバ ですね。
2020年(令和2年)に設置された施設だそうですね。
1階にレストラン(むさしの森Diner)とスターバックス、
2階はヨガやボルダリングのできるジムと、テラスがあります。開放時間内であれば誰でも利用できるそうです。
公園内の常設のお店は此処だけですかねぇ。
シュクノバの脇に、先程見た「ゼロワン4話」橋が有って、
視線を転じると、
正面の広場、水の広場です。
公園開園当時は此処に、内径21メートル、水深50センチの噴水があったのですね。
今更説明は不要でしょうね、仮面ライダーやキカイダー、特撮ドラマに登場してましたね。
当時は都庁のビルは存在してないことは言うまでもないですね。
振り返れば、「新宿ナイアガラの滝」
かつての「噴水のある広場」に接するこちらの石段も”ロケ地有名物件”でしょうか。
ナイアガラの滝の脇を上がって行きますと、
新宿白糸の滝
ナイアガラの滝の真裏は「新宿白糸の滝」です。
滝壺と言うか、池と言うか、水場には亀が沢山います。
白糸の滝の向かい側。
上がった処が「眺望のもり」
虹の橋
滝の辺りから、ぐるりと歩いて正面広場を左手に見てます。
正面は「虹の橋」の方へ。
「東京都庁第一本庁舎」へ繋がってます。
「虹の橋」上から北側の景色。
公園通りを跨ぐ”ゼロワン橋”が見えますね。
反対側の景色。
奥に見える橋が「緑の橋」です。北エリアの南端になりますね。
東京都庁第一本庁舎の前を通り過ぎますと、都庁通りを挟んで「東京都庁都民広場」に行けますね。
次回行きますね。
戻ってきて、「虹の橋」を渡った処です。
富士見台
公園に戻ってきました。
公園北エリアを”南下中”。
富士見台が見えてきました。
公園内最標高地盤だそうです。
登ってみましょう。
富士見台・六角堂
淀橋浄水場の有った時代に建てられ、淀橋浄水場操業当時の施設等で唯一現存する遺構だそうです。
富士見台を別の階段から。
階段の傍に説明板。
雑に要約しますと、
六角堂は旧淀橋浄水場の四阿(あずまや)で、
明治39年から昭和2年の間に建てられたと思われます。
公園整備の際、当時の地盤をそのままにして浄水場時代の記念・遺構として保存してます。
六角堂の足元の煉瓦は浄水場で使われていたものを再利用したものです。
えふゆの身体、写り込んでますね、まぁいいか。
此方も要約しますと、
此処は公園内の一番の高い場所で西の方角に富士山を仰げる展望台です。
六角堂は淀橋浄水場時代のものを補修して残してます。
通路の飛び石は浄水池の壁面に使用されていた明治30年頃の煉瓦です。
昔は此処から富士山が見れたのですね。
「富士見」と名のついた坂や高台ってありますよね。
説明板には、浄水場時代から六角堂は、見学者が説明を受けたり、休憩したりする場所、と記されてますね。
現在も概ね、誰かしらが休憩をしてる感じです。
富士見台を降りて、「緑の橋」へ向かう通路です。
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緑の橋・水の橋
都庁第二本庁舎前と公園の南側(東エリア)を繋ぐ「水の橋」
”水”とは何に因んでいるのでしょうね。
中央公園と都庁舎の周辺は水辺では無いけど橋が何本もありますね。
ペデストリアンデッキって言っちゃうのは間違いでしょうかね、まぁどうでもいいですけど。
「水の橋」上から見上げてます。
Gガンダムの新宿が舞台になった回では、都庁第一本庁舎以外のビルは全て破壊された描写がありましたよね。
流石、伏魔殿(?)は頑丈ですね。
あれ?、立ち入れない緑地。公園と繋がってない?
公園通りの歩道に降りないとならない様です。
公園大橋
富士見台に戻ってきて見下ろしてます。
石段の処に行ってみて、
公園北エリアと南側の東エリアを繋ぐ「公園大橋」です。
橋上から、都庁舎のある方の景色。
先程の、立ち入れない緑地は建物の屋上なのですか。何の建物かは知りませんけど。
橋を渡ると「東エリア」です。
続きは次回にしますね。
此処まで見ていただきまして、ありがとうございます。
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新宿中央公園はどんな公園?
元々浄水場の有った場所なのですよね。
その昔、江戸中に水を供給していた玉川上水の水質悪化により、1898年(明治31年)に造られたのが淀橋浄水場なのだそうです。
広さは56ヘクタール。
近代の生活環境の大幅改善は水道需給の伸びにつながって、淀橋浄水場では賄いきれそうもなくなり、浄水場は東村山に移転して、1965年(昭和40年)淀橋浄水場は廃止されたそうです。
そんな広大な”空き地”は、1960年(昭和35年)に始まっていた新宿副都心建設事業の一環として、公園設置を計画、1968年(昭和43年)に都立公園として開園しました。
1975年(昭和50年)東京都から新宿区に移管されます。
施設の老朽化や「アベック公園」と言われちゃうくらい不適切な利用の多発(どんな行為?)をどうにかする為に、1977年(昭和52年)に前面改修工事が行われたそうです。この改修工事がほぼ現在の姿を形作っているそです。
不適切な利用者は減ったのですかねぇ・・・まぁ、いいか。
その後も数回にわたり大規模改修工事が行われて現在に至っているそうです。
2013年(平成25年)より指定管理者により管理されているそうです。
警備員さんが巡回してるのはそういうことと関連するのですかねぇ?、安心安全ですね。
新宿中央公園について詳しくは、こちらのリンクをどうぞ。
当記事を最後までご覧くださいまして、ありがとうございます。
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次回予告
新宿中央公園の南側、東エリアへ続きます。
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