天岩戸神社 西本宮 高千穂備忘録3 日本神話発祥地の、雨降る午後の境内景色

写真:えふゆ 無断転載厳禁

高千穂旅行備忘録継続中。

高千穂観光のマスト(ですよね?)の観光スポット、

日向國 天岩戸神社(西本宮)に来ました。

古事記・日本書紀の天岩戸神話の舞台となった聖地ですね。

訪ねた日:2025年5月11日

写真:えふゆ 無断転載厳禁

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天岩戸神社 基本情報

神門を潜って、神楽殿の方。写真:えふゆ 無断転載厳禁

所在地

〒882-1621 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073−1

神話発祥の地 の神社はどんな神社?

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案内パンフレットに記された内容(由緒)によりますと、

日本の神話、古事記・日本書紀による、「天照皇大神は弟 素戔嗚尊を避けて天岩戸に御籠もりになられた」と記述される、霊蹟天岩戸を斎ひ奉る神社です。

岩戸川が流れる渓谷を挟んで、東本宮と西本宮とが相対して御鎮座してます。

西本宮拝殿の背後の、対岸の渓谷の断崖にある御窟が「天照皇大神籠らせ給ひし処」・「天岩戸」です。

御窟御神体として祀られてます。

まさに神話の舞台、「聖地」ですね。

御神体「天岩戸」は、西本宮拝殿の背後の、遥拝殿から参拝することができます。

神職の案内で遥拝殿へ連れて行っていただける流れです。

西本宮から岩戸川沿いを歩いて約10分くらいの場所には「天安河原」があります。

天照皇大神が天岩戸にお籠もりせれて世界中が闇に閉ざされた時に、八百万の神々が対策会議を行った処と云われる場所です。

ちなみに、御由緒には、

天照皇大神が天岩戸からお出ましの後、またお籠もりになられないように、太玉命により注連縄しめなわ)が張られました。

神話の中で注連縄が初めて描写される場所ということで、天岩戸は注連縄 発祥の地とされているそうです。

注連縄とは、彼方と此方、神聖と不浄の境界線。

詳しく正確な情報は

日向國 天岩戸神社公式サイト

をご覧ください。

photograph 天岩戸神社

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西本宮へ真っ直ぐ伸びる参道です。

高千穂郷内の移動は事前に予約をしていた観光タクシーです。

午前中いくつかの観光スポットを周り、高千穂峡を経て天岩戸神社へ。

天岩戸神社の到着は12:40頃でしょうか。

到着後、しばらくして雨が降り出しました。

天候は予報通りでしたし、旅行でもなければ雨の降る日に神社に来ることもないでしょうから、ツイてないなんて気分にはならなかったのはいいことです。

むしろ高千穂峡でボートを漕いでいるときに降られなくてよかったです。

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西本宮への参道を正面にして右手方向(地図的には南東かな)には、東本宮正面へ向かう天岩戸橋が架かります。

東本宮は後ほど行きます。

参道の景色

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参道の左右には郵便局、休憩所、商店、飲食店、土産物屋さんなどが並んでます。

路面も整備されていて、普通に参道だなぁと感じられますけど、店舗がぎちぎちに軒を連ねている訳ではないからでしょうか、観光スポットのわりに何となく長閑な印象です。

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鳥居です。

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鳥居の向こうは、まさに不浄なものが浄化されそう。

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鳥居の側に天照皇大神像。像は素敵だけど、正直言って背後が映えないなぁ

それはともかく、何となく既視感・・・、そうか、

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(↑)此方は、この日午前中に寄ってもらった道の駅で見かけた天鈿女命像。

製作された作家さんとモデルさんは同じ方でしょうね。

でも此方は身に纏うものが古代ギリシア風に見えますね。

「胸元も露な」感じを、薄い衣を纏うことで劣情感や下品さ感じさせない様に見せてますね。

(程度の差こそあれ、ある程度の「上品で無さ」は悪くないと個人的には思いますけど。公共性とは相入れないでしょうけどね)

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さて、鳥居をくぐります。

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境内の案内板。

西本宮境内は岩戸川が流れる渓谷の断崖上にあるのですね。

「4」の場所が御神体「天岩戸」を見ることができる遥拝殿。

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駐車場の方に、

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天手力男命像

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くぐって来た鳥居の方を振り返る。

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渓谷側に張り出してるテラス

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テラスからの眺め。岩戸川が流れてます。

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テラスの並び、渓谷側に松尾芭蕉句碑

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境内の鳥居が見えてきました。

鳥居の側に社務所・授与所があります。

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神門はこの鳥居の先です。

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歩いて来た方を見てます。

時刻は12:50を過ぎました。

後10分たらずで御神体「天岩戸」ご案内の時間になりそうなので、「通常の参拝」はその後にしましょうか。

天岩戸参拝

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「天岩戸」を見れる時間が迫っているので、休憩所で待つことにします。

休憩所前が、ご案内の集合場所になるようです。

その間のスキマ時間に、授与所に御朱印をお願いしました。

「参拝はされましたか?」と聞かれました。「これからです」と答えると番号札を渡されまして「予約受付」された感じです。

そうですよね、御朱印は参拝をした証ですからね、本来は参拝を済ませてからでないと。

いやでも、単に頒布希望者が多かっただけかも。此処は観光スポットでもありますから。

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此方が境内に掲出されてる「天岩戸ご案内」についてです。

御神体「天岩戸」は、西本宮拝殿の背後の遥拝殿から参拝することができます。

神職の案内で遥拝殿へ連れて行っていただける流れです。

案内開始時刻は9:00から16:40の間の30分ごとに開始されて、参拝希望者は「待合室・休憩所」の前あたりに集合します。

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(↑)このルートで歩きます。

時刻は13:00、ご案内の神職様が休憩所前の人々に声をかけ、参拝希望を連れて神門へ歩いて行きます。

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神門を抜けて社殿の向かって右側の此処(↑)で、「天岩戸」は御神体なので写真撮影は禁止等の説明を受けてから、お祓いをして、案内の神職さまの先導で脇の戸口から社殿の背後側にある遥拝殿へ行きます。

対岸の渓谷の中程辺りに、緑に縁取られて、ちょっと奥へ窪んだ処があって、注連縄(しめ縄)が張られてます。

この時間はまだ雨は降り出してない(ポツポツ来てたかも)のですけど、曇り空の湿った大気の中、渓谷の断崖にある「天岩戸」は何とも言えない雰囲気を纏ってました。

古事記を読んだときに何となくイメージしてた、想像より険しそうな場所に見えました。

古の時代には人が辿り着けなさそうに思えたのでしょうね。

管理されている方々もいるでしょう今でも大変そう。

ただですねぇ、時間も決められてますし、少なくはない参拝者(自分もその一人ですけど)と一緒ですからね、ゆったり感慨に耽る様なことはなかったです、正直なところ。(まさにそういうところが観光だなぁ)

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参拝を終えて(所要時間は10分前後くらいかな)、社殿の、入って来た方とは反対側の脇、神楽殿の前で”ツアー”は解散です。

境内の景色

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さて、「天岩戸」参拝の後、”普通”の参拝をしながら境内の様子を眺めていこうと思います。

時刻は13:15頃かな、まださしてない人もいますけど、傘が必要なくらいの雨の降り方になってきましたね。

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改めて社務所と休憩所側の鳥居の方から歩いてみました。

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由緒板ですね。

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大樹を輪切りにしたのかな、この板。

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由緒板の並び、祠社というものでしょうか。

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ふくろうが居る

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立派な手水舎ですね。

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灯籠が天然の盆栽の帽子被ってる。何か可愛らしい。

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神門に着きました。

今回はここまでにしますね。(以下にあっぺんでっくす)

続きと東本宮と天安河原は次回以降に。

此処までご覧下さいましてありがとうございます。

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あっぺんでっくす 天然盆栽帽子と御朱印

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灯籠の頭の苔と葉っぱ、何だか良いなと。

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高千穂の郷の天気は雨の日が多いと観光タクシーの運転手さんがおっしゃってました。

雨の多い山の中の神社にはありそうなイメージ。

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御朱印

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日向國 天岩戸神社の御朱印です。

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ちなみに、天安河原の御朱印も天岩戸神社の社務所で頒布されます。

(天安河原には社務所はありません)

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御朱印帳表紙

御朱印帳は現地で購入。御朱印はこれに直書きしてもらいました。

最後までご覧下さいましてありがとうございます。

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