お稲荷さんのすごいひみつ
(著者 桜井識子 ハート出版)
という本が、とても楽しかったので紹介しますね。
内容はお稲荷さん紹介本です。
お稲荷さんを正しく理解して幸せになりませんか、と語ってます。
お稲荷さんについて、あれやこれやの基礎知識を本当に楽しく知ることができる本です。
この記事掲載の写真は、王子稲荷神社にて2021年9月撮影
- 当記事写真&アイキャッチ画:えふゆ 無断転載厳禁
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お稲荷さんを正しく知ろう
お稲荷さんについての基本的な知識や情報を紹介する事で、お稲荷さんにまつわる誤解を解き、仲良くなろう、と語られてます。
友好的になれれば、とても人間に対して一生懸命になってくれる、有り難い存在なのだそうですよ。
以下に大雑把に本の内容を紹介しますと、
内容紹介
まずは、お稲荷さんの基本知識です。
お稲荷さんは祟る、と云われてるけど、それは誤解だと説いてます。
狐の様な姿をしてるけど動物の狐とは関係ないそうです。
自然霊だったり、ご祭神の眷属であったりと大きく分けて2つのタイプがいて、
ご祭神の眷属たちは修行してレベルを上げていって神様になるものもいるのだとか。
お稲荷さんそれぞれに性格が異なり、穏やかで優しいお稲荷さんもいれば、厳しめのお稲荷さんもいたりと様々なのだとか。
そして、仲良くなったり、気に入られれば、守ってくれるし、運を授けてくれるそうです。
それならば仲良くしないわけにはいきませんね。
読めばお稲荷さんに親近感がわいてきて、何処かしらのお稲荷さんを訪ねてみたくなると思います。
他に、
全国の稲荷神社の紹介(以前、著者が別の本で取材、紹介した後に訪ねたお稲荷さんを紹介)や、
著者脚色の「ごんぎつね」のお話、
著者が今回この本を執筆するきっかけになったエピソード
が記されてます。
著者はどんな人?
著者の櫻井識子氏は、プロフィールによれば、
祖母が霊能者で、祖父が審神者(さにわ、神さまのお告げを賜る人)だった影響で霊や神仏に深く関わってこられて、神さまや神仏や神社仏閣に関する情報を本やブログを通じて発信されている方の様です。
この方の著書を今回初めて読むのですが、著者自身が”普通の人には見えない世界の住人たち”と交流出来る能力をお持ちの方、
という解釈でいいのですよね?。
取材先の稲荷神社でのインタビュー(と言っていいのかな)のお相手が神主さんなどの神社関係の人にではなく、お稲荷さん そのものに質問されてたりしてます。
ジャンル分けするのであればこの本は、ばりばりのスピリチュアル系にカテゴライズされるのでしょうか。
霊や異界の存在を感知する能力のない普通の人間からすれば、
「いやぁ、なんか胡散臭い」と感じる向きもあるかと思いますけど、
どことなく軽妙な調子で、押し付けがましくなく語られる文章は、コミックかアニメのノベライズを読んでいるような気分にさせられて結構楽しめます。
著者がこの本を執筆するきっかけになったエピソードなんて、正直言ってファンタジーを読まされている感覚は拭えませんけど、
ミステリアスで、ちょっとした冒険話でありながら、(実際はルポルタージュなんですよね)辿り着いた目的地で知らされる、時空を越えた遙か昔の出来事に ほっこりするエピソードです。
何気にてんこ盛りですね。
ディスってないですよ、念のため申しますが。
個人的なこと、「お稲荷さんのすごいひみつ」を読むきっかけ
当ブログは ここのところ(2023年11月現在)、
「赤羽基点で特撮聖地 散歩」というカテゴリーを開始して記事を投稿しています。
それで色々歩いているうちに、特撮と関係ないけど関心を持った場所も紹介したいぁと思うようになりまして、
ずいぶん以前から、時々訪れていて、なんとなく惹かれていた王子稲荷神社を紹介したいなと思っていたのですが、
考えてみたら、神社やお稲荷さんのことよく分かってないなぁ、と思い当たり、基礎知識を求めていたら、この本に出会いました。
王子稲荷神社については
どうやら、著者は既刊本で紹介している様で、この本ではさわり くらいしか触れてないのですが、
王子稲荷神社は関東三大稲荷の一つとされている様で、そこのお稲荷さんは陽気で明るい性格なのだそうです。
そういえば鳥居を潜ってスグ側の狛狐は愛嬌のある表情でした。
そして著者によれば、神気が凄くて、高い波動を感じたそうです。
それって、パワースポットってことですか?。
気持ちを改めて、また訪ねてみようと思います。
今更ですがお稲荷さん、 えふゆ と仲良くしてくれるでしょうか・・・。
本のタイトル
タイトル
お稲荷さんの すごいひみつ 一生守ってくれるありがたい神様
著者 桜井識子
令和5年(2023年)10月 発行 ハート出版
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