東京都新宿区のJR四谷駅を跨いでる、
四谷見附橋
を見て来ました。
訪ねた日:2024年9月13日・10月6日
写真:えふゆ 無断転載厳禁
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目次
所在地
所在地
四谷見附橋・JR四谷駅の所在地
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目
先日「虎に翼」や「ウルトラマンアーク 」(共に2024年)で撮影された長池見附橋を見て来たのですが、
その綺麗な橋が元々架かっていた場所の現在の様子も見てみようかな、と思いまして。
2024年9月27日に放送された「虎に翼」最終週の最終回で、久しぶりに長池見附橋で撮影されたシーンがありましたね。
最終回の時代は平成に移って、橋周辺の景色は何となく現在の四谷駅と四谷見附橋の周辺をイメージした雰囲気に変わってた様に見えましたけど。
えふゆ にはそんなふうに見えましたけど、勘違いかな?。・・・まぁいいか。
よろしければ、兄弟橋を見比べて見てはいかがでしょう。
photograph 四谷見附橋
JR四谷駅構内から
JRの路線を乗り継いで、赤羽〜新宿〜四谷、と来ました。
1・2番線ホーム(中央線(快速))から四谷見附橋を見上げます。
緑が”張り付いて”ますね。
橋と駅・赤坂口改札と繋ぐ通路は、新しい防護柵の設置工事中ですって。
見たことあるデザインの照明塔と煉瓦の柱。本当に長池見附橋と”兄弟”なのですね。
エスカレーターで上に上がります。
”天井”が近くから見れます。
3・4番線(中央・総武線(各駅停車))ホームに降りてみます。
此方にはアドボード(で良いのですよね)が無いみたいですね。
レンガの壁が見れる。
江戸城外堀の石垣になるのかな。
ちなみに、上の写真は厳密に言えば駅構内ではないのですけど。
”エキナカ”アトレ四谷の屋外スペースから見た四谷見附橋。
(アトレ四谷も厳密に言えば、「駅の中」ではないですよね、まぁいいか)
四谷・麹町口改札から出ます。
赤坂口改札側からの景色
改札を出て左へ行くと四谷口方面。
欄干が見えてますね。
あら・・・、
朽ちてる・・・。
四谷口を出て目の前の横断歩道を渡った処からの橋の景色。
上路式の橋だから此処からでは橋に見えないですね。
橋のある通りが新宿通りで、目の前の交差する通りは外堀通り。
長池見附橋の周辺と比べると、人も車も通行量が違いますね。(わざわざ言うとお馬鹿さんみたいか)
橋の方へ渡って来ました。
長池見附橋とはまた違った趣がありますね。
奥に見えるのは、四谷駅(東京メトロ・JR赤坂口)
赤坂口改札と繋がる通路
防護柵設置工事中でフェンスが張られてます。
工事が完了すれば、また違う景色を見れたのでしょうね。
残念、また来ようかな。(訪ねた先でこういうことが度々ある気がするなぁ・・・)
立ち入れない緑地。
よく知りませんが、四谷駅エコステ(環境保全)プロジェクトの一環で造られたとか。
駅構内窓ガラス越しから撮った写真。工事が終わってからよかったのに。
(10月工事終了予定らしいので、本当タイミングがねぇ・・・)
橋の方に戻って来ました。
四谷・麹町改札側からの景色
横断歩道を渡った正面に、JR四谷駅麹町口です。
四谷見附橋と四谷門枡形(ますがた)石垣についての解説板があります。
駅のホームが見えます。
それにしても橋の周りは色々な物が「ぎゅうぎゅう詰め」「びっちり」の印象ですね。
駅舎脇、白壁のコーナーの所の黒い物体、
駅舎の外の解説板によりますと、
江戸城には内郭に10、外郭に26の城門(見附)が有ったそうです。(三十六見附)
今も地名に残る「見附」には番人(監視員)が配置されてました。
四谷門は外郭の城門で、四谷口・外麹町口とも呼ばれて、甲州街道沿いの人や物資の行き交う要所だったそうです。
その四谷門は明治期の市電敷設により撤去され、ほんの一部の石垣を残すのみだったのですが、
1988年(昭和63年)の四谷駅改修工事の際の発掘作業で、埋められていた部分が発掘されたそうです。
その石には普請を手掛けた萩藩 毛利家の刻印が確認されたそうです。
これはその石、枡形石垣の一部なのですね。
四谷口の方へ歩いてみます。
葉や蔦が、ある意味で「誂えた」感がある気がして来ました。
アトレ四谷のエントランス。
橋の高欄だけが年季があります。
エントランスの庇のところからの風景。
ぎゅうぎゅう〜
此処までご覧下さいましてありがとうございます。
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四谷見附橋ってどんな橋?
四谷駅の麹町口を出て見附橋側の壁面に解説板があります。
解説板に記されていることによりますと、
四谷見附橋は1913年(大正2年)10月5日に開通しました。
現在の四谷見附橋は1991年(平成3年)に架け替えられた二代目です。
初代の四谷見附橋のデザインは東宮御所、現在の迎賓館の景観と調和するように絢爛豪華な様式(バロック様式)を取り入れ、また、都市景観にも調和するように上路式が採用されました。
上路式とは、橋を支える構造体が道路面より下に設けられる橋梁形式のことだそうです。
この橋の設計にあたって、当時の東京市役所の土木技師と建築家の協働で行われました。
橋梁設計に建築家が参加した例としては、皇居正面橋や日本橋など、大正期に震災前まで続いていたそうです。
現在の二代目四谷見附橋は、初代のデザインを意識して、高欄、照明の一部、袖高欄の花台が再利用されてます。
初代四谷見附橋は東京都八王子市の多摩ニュータウンの長池公園内に復元されて、アーチ部材が再利用された他に、竣工当時の姿を再現されてます。
此処まで見ていただきありがとうございます。
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あっぺんでっくす 四谷見附橋周辺点描
四谷見附橋の付近をちょこっとだけ。
半年後にバルシャークになる青年がいた場所
四谷見附橋の赤坂口側の歩道を高欄に沿って回り込むと、
石段が有り、上がると、
お堀端なのでしょうかね、「ソフィア散歩みち」というそうです。
春は桜の名所なのだそうですね。
左手下の通りがソフィア通り。
通りのお堀端の向かいは教会や上智大学のキャンバスなどがあります。
暫く歩くと右手側の風景にJRの線路と交差する丸の内線の駅が見えます。(真田豪跡・塵吸ヶ淵)
この辺りが、偶然直近で視聴した(YouTubeで)電子戦隊デンジマン(1980年)第33話で撮影された場所ではないかなぁと思い当たりまして。
「見たことあるかも」と思いまして。
奥の青い頭のマンションと、手前に走っている電車が赤色の車体と、黄色の車体なのを映像で確認できますね。
ベーダー怪人が化けた「吸血楽器」を吹かされる青年が、練習場所に指定されたところ。
青年を演じたのは、その大体半年後に放送される、太陽戦隊サンバルカンのバルシャークの人(演:杉欣也)でしたね。
いろんな作品をつぶさにチェックすれば思わぬ場所がロケ地だったりするのでしょうね。・・・大変ですね。
もう少し四谷駅に背を向けて歩いてみます。
迎賓館東門ですね。
こちらの門ではありませんけど、
先述のデンジマン33話では迎賓館の正門で警官隊が警備するシーンがありましたね。
突き当たりまで来ました。奥にホテルニューオータニです。
左へ降りて行きます。
ニューオータニ駐車場の手前に、四谷見附橋のものとほぼ同じデザインのガス燈。
デザインは細部を見比べるとちょっと違ってますから、四谷見附橋のものをモチーフにしたのでしょうかね。
ホテルニューオータニの開業25周年に東京ガスが寄贈したものだそうです。(1989年・平成元年)
此処まで見ていただきありがとうございます。
以下適当(オイオイ)&次回予告です。スルーOKです。
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江戸城外堀についてのスポット
四谷駅周辺の江戸城外堀についても取り上げようと思いましたけど「四谷見附橋の記事」としては長くなり過ぎそうなので適当に割愛しますね。
「江戸城外堀史跡展示広場」
JR四谷駅麹町口改札・駅構内
駅麹町口の四谷見附橋とは反対側。
「四谷門枡形石垣に用いられた石材」
「国史跡江戸城外堀跡」説明板
説明板の設置されている場所から。
手前は四谷、奥は市ヶ谷駅方面
四谷駅・麹町口の向かいに
「四谷門跡」説明板
「江戸城四谷見附跡」
”四谷門の石”の向かい側です。
「江戸城四谷見附跡」お堀端から四谷駅の方。
お堀端を四谷駅を背にして歩けば市ヶ谷駅近くへ出れますね。
最後まで見ていただいた方がおられましたらば、お疲れ様です。ありがとうございます。
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次回予告
「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」に度々登場する公園 その1
というお話(物語は無いです)