赤羽のある北区のお隣、板橋区の蓮根歩道橋へ行ってきます。
この歩道橋も何気に特撮ロケ地としては有名な感じですね。
令和ライダー1号の第一部最終回のラストシーンの撮影場所としても印象に残ります
(個人的に)。
特撮やドラマの撮影場所として以外にも、建築・土木の業界でも有名な建造物なのだそうです。
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のっけから個人的なお話で恐縮ですが、
このけったいな歩道橋の所在地を知ったのは偶然でした。
以前この近辺に用事があったとき、降りるつもりのバス停を乗り過ごしてしまって、徒歩で戻る途中に出くわした次第なのです。
此処にあったのか、という感じですね。
所在地と現地への行程
所在地
〒175-0082 東京都板橋区高島平1丁目1
交通機関 1 今回の行程
先ずは、個人的に一番馴染んでいるルートで紹介します。
JR赤羽駅西口から国際興業バスで、
赤56 高島平操車場行きに乗り、
西台交差点南で下車(乗車時間約21分)、
そこから徒歩で約4分です。
もしくは、西台交差点南の次の停留所、
西台中学校下車(乗車時間約22分)、
そこから徒歩約3分です。
西台交差点南 の停留所は、バスの進行方向からみて、右手に首都高速、左手の高台に都立志村学園があります。
バスの進行方向に歩道を進む途中にコンビニや銭湯を通過します。
そのまま歩道を進んでいるうちに歩道橋の階段に着けます。
西台中学校の停留所は、右手側にデニーズ、左手側にユニクロ&GUを見てバスの進行方向と反対方向に歩来ます。
目印になりますか?。
個人的に馴染みのあるルートで行きましたけど、
交通機関 2 その他
赤羽駅西口からのバスルートでは他に
赤02 成増駅北口行きで、西台交差点下車、そこから徒歩約2分
というルートがあるみたいです。
バスの乗車時間は18分と、赤56 高島平操車場行きを利用するより若干移動時間が短い様ですが、赤羽駅西口の赤02のバス停は駅前から少し歩きますね。
蓮根歩道橋の、鉄道の最寄り駅は、都営地下鉄 三田線 西台駅の様ですね。
西台駅から蓮根歩道橋までの所要時間は、バスと徒歩で約6分の様です。
蓮根歩道橋を手掛けた人が興味深いです。
ユニークな造形の歩道橋ですよね。
この歩道橋をデザインされた方が色々と興味深いです。
この歩道橋が跨る道(都道446号線 長後赤塚線)は色んな方向から道が交わる複雑な状況ですね。
この場所で、無理に横断をする歩行者の事故が度々起こっていたことで歩道橋の設置が成されたそうです。
完成は1977年。
設計を担ったのはインテリア・空間デザイナーの大野美代子という方で、当時は建築を手掛けてなかったそうですね。
人に寄り添うデザインの実績を買われて抜擢されたそうです。
歩道橋の中央の大きな”穴”の周りにベンチ(3つ)が設置されてます。
天気の良い穏やかな日には、ひと休みしたくなりますね。
実際に訪ねた時も、自転車で来て休憩されてる人が居ました。
このベンチと、通路の手すりの設置を提案したのも大野美代子氏なのだとか。
ベンチと通路の手すりの設置を提案した時には反対されたり、嘲笑されたりされた様です。
この歩道橋は、優秀な橋に送られる「田中賞」という賞を受賞したそうです。
業界の人でないと知らない話ですよね。
その賞が意味する本当の価値を含めて。
大野美代子氏はその後、横浜ベイブリッジや有名な橋梁をたくさん手掛けられたそうです。
大野美代子氏が活躍された時代は、女性が軽んぜられてそうなイメージを抱いてしまいます。
なんせ建築・土木の分野は特に男性が幅を利かせてるイメージがありますし(そのイメージも偏見かな)。
何がきっかけで初めての橋梁、蓮根歩道橋を手掛けられたのか、仕事を進める時に周囲(主に男性)との摩擦もあったのではないかと、色々関心を抱いてしまいますね。
蓮根歩道橋 photograph
国際興業バス 赤56 西台中学校 停留所方向から行きます。
途中で折り返す長いスロープですね。
階段です。ちょっと右の方に行きます。
思わず見上げてしまいますね。
歩道橋の中央部分が三角形の様で、中心が大きく円形に空いていて、三方向に通路が伸びてますね。
昇り降りは、階段と、段差のないスロープが別々になっているみたいですね。
高速と車道を挟んだ向こう側のスロープが見えます。
長いスロープですね。
既視感ある風景が現れます。
”広場”に到着
”穴ぼこ”の周囲をうろうろ します。
弧を描く欄干が何だか良いですね。
他の通路とかも見てみましょう。
首都高速(5号池袋線)の下を通る歩道
中央部分は少し盛り上がってるのですかね。
高速の下から
首都高速の脚。
アール
アール
アール
アールがリズミカルです。
仮面ライダーゼロワン第29話の映像だと、この方面に飛電インテリジェンスの本社ビルがあります。
最初に見た、折り返しのあるスロープですね。
はすね ほどうきょう
図解? 仮面ライダーゼロワン第29話のラストシーン
此処は特撮ドラマのロケ地としては近作に度々登場しますね。
戦隊シリーズでは、キラメイ、ゼンカイ、ドンブラで登場しました。
王様戦隊は来ないでしょうね。
仮面ライダーでも撮影されてますよね。
個人的に一番印象に残ってるのが、仮面ライダーゼロワン(2019年)第29話ですね。
第一部最終回になるこの回は登場人物たちそれぞれの思いが将来に向かっていく分水嶺の様に描かれ、飛電或人が社長の座を追われ、副社長たちと別れていくラストシーンが此処で撮影されてます。
中央部分から三方向に伸びている歩道は、それぞれの信念に向かって別れていくシーンにはふさわしいと”舞台”と感じます。
記事作成してる今になって、同じアングルから写真を撮ればよかったな、と思いましたけど、
撮ろうと思ったら、それはそれで大変かな。
映像ではもうちょっと右なんです。
映像では中央の穴の横あたりを或人が歩く感じですね。
似たようなアングル?
此処までスクロールしていただきありがとうございます。
以下に次回予告と広告です。
次回
此処へ行く予定です。
ここも名所ですね。
↓こちらです。さいたま新都心「けやきひろば 」
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